非認知スキルを育てる体験

非認知スキルを
育てる体験
テストの点数・偏差値・IQ、親は数値を好むけど・・・
※「エアレープニス」がわからない方は、まずはこちらをお読みください >>
暗記や訓練によって、テストの点数が上がったり、偏差値が上がったりすることはあっても、子どもの頭がよくなったり、能力が開花したりすることはありません。もはや、そのことは、みんながわかっていることです。
言い換えれば、数値の高い低いで測れる指標は、本当の頭のよさや能力、問題解決力を示すものではないということです。
しかし、親は数値を好みます。目に見えて、わかりやすく進歩のようなものが見えるからです。しかし、それは進歩ではなく、発達でもなく、単に暗記した量を表しているに過ぎません。
すべての体験を、エアレープニス的に体験できるかどうか
人生を豊かにする能力、本当の頭のよさ、稼ぐ力、幸せに暮らす力といった「非認知スキル」は、数値で測ることができません。だから「非認知スキル」なのです。そして、これこそが、子どもに獲得して欲しい能力であり、親が教育をとおして与えてあげたいものの正体です。この非認知スキルというのは、お勉強で身につくものではありません。体験、それもエアレープニス的体験(本当の意味においての体験)によってのみ、獲得され、育てられる能力です。

しかも、それは幼児期から7~8歳ごろまでに育てきる必要があります。その先は、その能力を使って、発展させていく時期になります。脳は、そのような発達段階を経るようにできています。だから、脳科学は9歳を大人の脳の入り口としているのです。
アタッチメントの土台に体験を積む=非認知スキルの育ち
子どもは、0・1・2歳でアタッチメントを形成し、その土台のもとに3~8歳の時期にエアレープニス的体験をとおして非認知スキルを育み、9歳以降にこれらを駆使して勉強し、学説を発展させ、やがて社会に価値を創造するようになります。そうして、生産性の高い存在として、社会で活躍します。どんな分野で、何の価値を創造するのか、どう活躍するのかは、その子次第、100人100色というわけです。これこそが、親が子どもに望む「将来像」の正体ではないでしょうか。

その中で、幼児期に大きなカギを握るのが「体験」です。すべての発達、すべての非認知スキルは、「体験」によってのみ獲得され、育まれます。その体験が、単なる経験の延長ではなく、エアレープニス的体験であるとき、最大限の結果をもたらすことができます。そうして獲得され、育まれた発達課題や非認知スキルこそが、子どもにとって一生もののアドバンテージとなります。